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台湾を代表するホテル 圓山大飯店に泊まってきたよ

7月の3連休を利用して家族4人で台湾旅行をしてきました。

 

 その中でも、個人的に感慨深かったのは圓山大飯店(まるやまだいはんてん:

グランドホテル台北)に宿泊できたこと。 

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 いまから10年以上前に、妻と私が台北旅行をした際に、「なんじゃこの建物は!?すごい!」と驚き、いつか家族でここに宿泊できたらいいね!と話していたのが圓山大飯店だったのです。

 

 そして、今回ついにその夢(といったら大袈裟ですが)が実現して嬉しかったです。今日はその圓山大飯店について書いてみます。

 

圓山大飯店とは

 圓山大飯店は台北にある中国建築様式が特徴の老舗名門ホテルです。威風堂々たるその姿、雄大なその佇まいは観るものを圧倒する雰囲気があります。もともとこの場所には日本統治時代に台湾神宮があって、総鎮守府となっていたことからとても重要な場所とされていました。

 

 第二次世界大戦の終戦間近にこの台湾神宮に旅客機が墜落して神宮が消失し、終戦を迎えました。その後は神宮が再建されることなく、1952年にこの地に圓山大飯店の前身となる台湾大飯店が建てられたのです。以前には世界の十大ホテルに選ばれたこともあるそうで、名実ともに台湾を代表するホテルであり、これまでに多くの国家元首などの海外の要人を迎え入れてきた由緒あるホテルなんだそうな。

 

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 そのホテルのオーナーだったのが蒋介石の第一夫人であった宋美齢で、このホテルで数多くの著名人や海外の要人をもてなしたそうな。なので迎賓館的な役割も担っていた由緒あるホテルなんですね。

 

 外観で人を圧倒させる雰囲気があり、歴史があって台湾のランドマーク的な存在のホテル。それが圓山大飯店なんです。

 

ホテルの外観

 とっても壮大の一言に尽きます。なんですかね。朱色で彩られた外観を見るに、ちょっとした感動すら覚えます。このホテルを一目見ようと写真スポットには観光客の方々でいっぱいです。

 

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近くでみると圧倒されます。

 

裏側の渡り廊下からの外観も結構カッコいいです。

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夜明け直後。何気なく撮りましたが、いいですよね。

 

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実は、夜もカッコよかったのですが、うまく写真に収められずとても後悔。

 

ロビーなど

 外観だけでなくロビーも広々としていて天井が高いです。入った瞬間「うわぁ~」ってなります。日中帯には多くの観光客がいて、写真を撮るのにも難儀するくらいの素晴らしいロビーです。中国様式でこれだけ開放的な雰囲気のあるホテルはあまり私の記憶にありません。

 

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  ちなみに、私が滞在した2日目には政府関係者が来て会議をしていたらしく、テレビカメラやらカメラマンなどの関係者がたくさんいらっしゃいました。(誰一人として私が知っている人は居ませんでしたがw)

 

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 ホテルの方に聞くとこのような会議は頻繁にあるのでそれほど珍しいことではないようです。それだけ格式高いホテルということを実感しました。

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中の雰囲気

 もちろんその他にもいろいろあります。 別館につながる渡り廊下の近くには、以前に台湾神社にかざってあったとされる金龍があります。

 

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 もともと台湾神社前にあった銅製の龍が圓山大飯店が増築された際に金龍レストランの入口に移動されました。1987年のリニューアルの際には24金メッキとなりました。特に注目したいのは、とぐろを捲いた3枚の龍の爪で、中国伝統の4枚爪あるいは5枚爪の金龍とは異なっていることです。

 

 他にもホテルの歴史を紹介する写真が時系列に展示されており、ホテルの時代を感じさせられますね。

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部屋の感じは?

(こんど別途記事にします。)

私が泊まったのは麒麟館にある Chilin roomという部屋でしかもグランドフロアだったので眺めは少し残念でしたが、ホテル自体が小高い丘の上にあるので遠くを見渡せて、部屋もそこそこ広かったので良かったです。部屋のレイアウト的に少し使いづらかったのですが、価格を考えると大満足と言えるレベルだったと思います。

 

 私が宿泊した別館はすこし落ち着いた雰囲気でした。

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 朝食は?

 朝食は基本的に朝食会場のレストランは「松鶴レストラン でロビーのすぐ横で朝食を楽しめます。どうやら400人以上を収容できる会場で、もしかしたら時期的なものもあるかもしれませんが混雑することはありませんでした。また、味もおいしくて満足度が高かったです。

 

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 個人的にはもっと中華料理が多いと思ったのですが意外と普通のビュッフェスタイルで種類もそこそこ豊富で充実していました。

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お粥があったり、麺を作ってくれたりするので子供たちは大喜びでした。個人的には小籠包などがあるかなーと期待したのですが残念ながら小籠包はなかったのが残念...

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 このホテルは丘の上にあることもあり、朝食を外に食べに行くのが不便なので朝食付きプランのが圧倒的におススメですよ。

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場所

 このホテルは台北MRTの淡水信義線「圓山」駅1番出口から無料シャトルバスで10分ほどの位置にあります。剣潭山の中腹に建てられており、街が一望できます。

 

 

住所 台北市中山北路四段1

電話番号 (02)2886-8888

チェックイン 15:00

チェックアウト 12:00

 

 

宿泊料金は?

 そもそも台湾のホテル料金は全体的にリーズナブルな印象ですが、今回私が宿泊したのは別館(麒麟館)にある「Chilin room」だったのでリーズナブルに宿泊できました。(2泊で8,720TWD33,000円程度))

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 台湾を代表するホテルに宿泊して、朝食のビュッフェがついて1泊当たり2万円を切る価格だったらかなりリーズナブルだと感じました。 

 

それ以外のおススメ

 圓山大飯店が小高い丘の上にあるのですが、その裏山っぽくなっているところはちょっとしたお散歩コースとして最適です。

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歩いていると意外とよい景色が見られるかもしれません。早朝がおススメです。

 

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 まとめ

 今回の台北旅行では圓山大飯店に宿泊しましたが、台湾は子供の手軽に行ける外国で、治安も比較的良好なので、子供たちの海外デビューにおススメだと思います。特に台北は海外旅行デビューの家族連れや「ちょっと遠出してみたい」という方にとって、台北はうってつけの海外旅行ではないかと思いました。

 

今回の旅行では、私も台湾なら子連れでも普通に3連休でも満喫できることを発見し、家族旅行の幅が少し広がったかなと感じさせられました。23日だと、「リゾートでのんびり」は少し足りないかもしれないけれど、「泊りがけの社会科見学」と考えると意外と長い。小学生の息子2人にとっては貴重な体験になったのではないかなと思った次第です。

 

 その際には台北の歴史を感じさせてくれる圓山大飯店はおススメですよ。ぜひご検討ください。